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妙心寺 (新宮市)[みょうしんじ]
妙心寺(みょうしんじ)は和歌山県新宮市にある真言宗尼寺。神倉神社の本地仏である愛染明王を祀る。かつて神倉神社の管理運営、特に修理造営を担った神倉聖の拠点・神倉本願のひとつ。 == 概要 ==
=== 創建 === 妙心寺は、古くは円仁により天台宗の寺院として創建され、円仁建立と刻銘された法華供養石碑が境内に伝わる〔「角川日本地名大辞典」編纂委員会1010 〕。寺伝は天仁元年(1108年)に永信尼が入寺したことをもって開山とする〔平凡社762 〕が、これは中世末期に熊野比丘尼を統率するために妙心寺が尼寺になったことを指すと解するべきである〔五来43 〕。大治3年(1128年)には白河院が熊野御幸の折に堂舎を造営したが、その際女官の一人が帰京せず、当地で出家して妙心寺にとどまった。この尼は妙心尼と号し、妙心寺の中興となった(『新宮市誌』〔新宮市970 〕)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「妙心寺 (新宮市)」の詳細全文を読む
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